ぎっくり腰

ぎっくり腰とは急性腰痛症といい、突然に腰に痛みが発して動くのもままならな状態になってしまう症状です。

多くは腰の筋・筋膜の炎症が多いですが、仙腸関節という腸骨と仙骨と言う骨盤の関節に炎症が起きてぎっくり腰の様な症状が出ることもあります。

基本的に発症の原因は腰の筋肉の使いすぎにより起こることが多いです。

なぜ使いすぎてしまうのか・・・

一つは体の姿勢にあります。体の姿勢が悪く腰が引けている状態で日々過ごしていると腰への負担が増え痛めることが多いです。

もう一つは筋力の低下です。どこの筋力が低下しているかと言うと腹筋です。

腹筋にも色々と種類があり、今回重要なのが腹横筋と言う筋肉です。この筋肉がうまく使えていないと体幹を支えるのが全て腰になってしまい、本来お腹と背中で支えるものを腰だけで支えることになってしまいます。なので腰への負担が倍増し痛めてしまうことがあります。

ぎっくり腰になる原因は過度に腰に負担がかかり続けた結果、何かの拍子に腰に傷が入ってしまい炎症を起こしてしまう事が原因となります。

大元の原因である腰への負担を軽減してあげれば腰の痛みは引いていきます。

ただ、腰に急性的な炎症を起こしてしまっているので治療した結果、腰の痛みはマシにはなりますが痛み自体が消えることは難しいです。

腰へ負担を生んでいる原因としては体のバランスです。

体が歪み、体全体にかかるはずの負担が腰へ集中してしまったのが原因なのでそのバランスを整えていきます。

体のバランスを整えているのは自律神経です。

自律神経の働きを良くすることにより体のバランスを整え腰への負担を軽減し、痛みをとっていきます。