日々の肩の重たさ・つまり感など肩こりで悩まれている方が「のぎ整骨院」に多く来院されています。
このページは、そんな肩こりについて、肩こりの原因や、肩こりをおこしやすい方、治療法についてご紹介しています。
- 肩こりがひどく、頭痛や吐き気がする
- 肩こりがひどくて仕事や家事がしんどい
- 肩がこり固まり、動くのがつらい
- 体がずしっと重い感じがする
- 肩をほぐしてもその時だけしかマシにならない
- 肩こりは治らないものと諦めている
という方に役立つ情報になっておりますので、気になっている方はぜひお読みください。
肩こりとは
肩周囲の筋肉が固まり、だるく・重くるし感じがするのが肩こりです。
日本人に多い肩こりですが、正式な病名ではなく症候名の一つになります。
つまり 肩こりはご本人の感じ方次第で、はっきりとした診断方法(血液検査・レントゲン検査・MRI検査)がないため西洋医学では肩こりに病名がなく、診断の対象になっていないのです。
ですが、一般的に肩こりとは、肩周り(首回り)の筋肉が硬く固まっている状態です。
痛みや重だるさ・倦怠感・首や背中のハリ・ひどくなると頭痛や吐き気など、精神的な面でも苦痛になることも多くあります。
肩こりの原因
肩こりの原因として考えられるものが…
①日々の姿勢からくるもの
②ストレスによるもの
③眼精疲労からくるもの
④運動不足
⑤他の病気からくるもの
などが考えられます。
①日々の姿勢
日々生活する中で肩こりに大きく関わってくるものが、仕事や家事中の姿勢にあります。
普段何気なくあなたが過ごしている姿勢というのは、肩こりの原因になっている場合があります。
特にデスクワークによるパソコンやスマートホン(携帯電話)の操作や家事の細かい手作業などの時に首を前に出す姿勢(顎が前に出る)を取ることにより肩が丸まってしまい(猫背になり)肩こりを起こすケースが今非常に増加しております。
首を前に出すような姿勢を長時間続けていると首肩周りの筋肉が緊張し血行不良と疲労が溜まっていき肩こりが起きてしまいます。
②ストレス
ストレスというのも肩こりの原因としてはかなり関わってきます。
今までいろんな患者様を見させてもらいましたが、ストレスが多い患者様はほぼ肩こり持ちでした。
ストレスがかかる状態が続くと自律神経の働きが悪くなります。
自律神経には交感神経と副交感神経があるのですが、交換新鋭が優位になってしまい体がすごく緊張した状態が続いてしまいます。
交感神経とは体に緊張感やイライラが高まった時や興奮状態になる時に優位になり、体にいろいろな効果をもたらします。
交感神経は基本的に体を動かすために働く神経なのですが、高まりすぎると体は緊張が抜けない状態になり、他にも心臓の動きが早くなり、血圧上昇、血管が収縮して血行不良にも繋がる可能性があります。
ですので、肩こりとストレスというものは非常に関係性が深いものになります
眼精疲労
現代社会でパソコンやスマホは切っても切れないものです。
パソコンやスマホによる眼精疲労が非常に多くなってきております。
眼精疲労は肩こりと非常に関係しており、目の周りの筋肉が疲労することにより眼精疲労が起こると、首・肩・背中の筋肉が緊張してしまい血行不良を起こし肩こりに繋がることが多いです。
また、ひどい場合は頭痛へ繋がることもあります。
眼精疲労は溜めないのが一番ですが仕事などでどうしてもパソコンを使わなくてはいけない事が多いとおもいます。
なので出来るだけ目への負担を減らしていきましょう!
例えば、ディスプレイ・キーボードは体の正面に配置し体をゆがめない状態で作業をする。
画面の明るさも少し抑えて明るすぎない方がいいです。
画面の位置も少し見下ろせるような位置でなるべく首が前に出ないように(顎が出ないように)配置するといいです。
また、パソコン作業が長時間続くと首肩自体も凝り固まってきます。
1時間に一回など立つようにして体をほぐすと血行が回復し肩こりの予防にもつながります。
運動不足
やはり運動不足は肩こりの大敵です。
体を動かしていないと筋力は落ちていき、もしくは筋肉が凝り固まって血行不良を起こし、筋肉の疲労や緊張が起きやすく首や肩の筋肉が凝ってきてしまいます。
特に筋力低下は非常にまずい状態です。
運動していない人は年間3%の筋肉が落ちると言われています。
何もしないまま過ごすと10年で30%(3割)の筋肉が落ちてしまいます。
これは肩こりだけではなく他の症状でも言えるのですが、筋力が落ちて行くと体を支える事が出来なくなっていき、痛いところや不調なところが出てきてしまいます。
また、筋肉は体を支えるだけではなく、血を巡らせるポンプ作用などもあるため筋肉が衰えるということは血行不良にもつながっていきます。
さらに血液は体の体温を隅々まで運ぶ役割もしていますので、この循環機能が悪くなってしまうと手足が冷えたり、もちろん肩への血行も悪くなるため筋肉がこり固まり全身の不調へと繋がってしまいます。
他の病気からくるもの
肩こりだと勘違いして放置してしまっていて、のちに重大な病気だった場合があります。
激しく疼くような痛みや、普段の生活に支障をきたすようなひどい肩こりは一度病院で検査をすることをお勧めします。
※左肩の痛みであれば心臓
右肩の痛みであれば肝臓や胆のうの可能性があります
肩こりの症状
- 後頭部がつっぱって重苦しい
- 肩が重だるい
- 肩が凝りすぎで頭痛や吐き気を伴う
- 肩が凝って腕が動かしにくい
- 肩が固まりすぎて全身がしんどい
肩こりの治療法
肩こりを起こす原因として最も多いのは体の姿勢(バランス)から来るものです。
どうしても今の時代パソコンやスマホを使う時間がどんどん増えてきています。
パソコンやスマホを使う動作で頭が前に行き猫背の様な姿勢ができてしまいます。
猫背や前傾姿勢など体の軸がずれてしまう様な姿勢を取ってしまうと、色々な筋肉が体を支えようといつも以上に働きます。
この時に肩や首の筋肉が上半身を支えようと過剰に働いてしまい筋肉に凝りが生まれ、肩こり首こりが発症してしまいます。
パソコンやスマホに限らず、車の運転や家事などでも体のバランスが崩れていると筋肉に過剰に負担がかかってしまい肩こりを起こしてしまいます。
肩こりを治療するポイントは体のバランスを治す事がとても重要になってきます。
どうしても肩こりは揉む事でマシになる事が多いのでマッサージをする事で対処する人が多いですが、揉む事によって肩こりが治ることはありません。
肩こりの原因は先ほど言いました様に、体が歪む事により、それを支えるために筋肉が働く事によって筋肉にこりが生じて肩こりを起こします。
筋肉を揉む事により筋肉自体はほぐれるかもしれませんが、根本原因であるバランスを治していない為必ずまたこりが生まれてしまいます。
当院ではまずこの体のバランス(姿勢)をしっかり治す事により肩こりの出ない体を作って行きます。
体のバランス(姿勢)をコントロールしているのは自律神経です。
まずはこの自律神経をしっかり働かせる事によりバランスを正常化させます。
バランスが整う事により軸が真直ぐになり、余計な筋疲労がなくなり、肩こりの発生しない体ができて行きます。
肩こりは早い目の受診・治療がおススメです!
気になっている方は、のぎ整骨院でご相談を承りますので、お気軽にご予約くださいませ。